Jul 24 2011
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そもそもロックに夢中になるキッズは学校ではルーザーだったはずである。もしスポーツが出来て学校で人気者なのだったら、ロックスターに自分達の夢を重ねたりはしないだろう。イギリスでは既に80年代、こうした来るべき新時代のロックスターともいえるスミスのモリッシーがカリスマ的人気を集めていたが、彼などはまさにロックリスナーが弱者、敗者であるからこそ誕生したスターなのである。
90年代のオルタナ・ロックはレコード会社や業界が作り上げるロック神話やイメージを嫌った。完璧なロックスターなんているはずがないじゃないか。こうしてウィーザーやベックといった華のない貧弱なロックスターがこの時代人気を集めていくわけである。彼らは自分達と同じモテない君だったり、苛められっ子だったりする。そしてその惨めな10代をロックによって逃避してきたわけだ。だから彼らとロック・オタクとの感覚は恐ろしいほど近い。学校での人気者や体育会系の人間にはこうしたロックは作れないのである。
(Source: geocities.co.jp)